寺町とランチの関係

京都の寺町と、日本のランチについて解説するブログ。

寺町のギャラリーで・・・

京都・寺町にある「ギャラリーひたむき」は全国で〝ひたむき〟に創作活動をしている工芸作家の作品展示・販売とインテリア・建築の学校であるスペースデザインカレッジ学生作品の展示を行っています。

 

寺町通りは骨董や絵画などの作品を扱っているお店も多いです。ギャラリーひたむきでもさまざまな工芸品を扱っています。日本に点在している美しい「生活の道具」が数多く紹介されています。ギャラリーひたむきでは、「日々の暮らしで使う道具をきちんと選ぶ」「その道具の持つストーリーを楽しむ」「ひたむきに作られた道具を慈しんで使う」ということを大切にしています。

 

2月からもいくつかの作品が展示されています。高木浩二さんの作品は、いくつもの土を重ねて複雑な色味と風合いを生み出しています。静かな石のような肌合いと思わず手で触れてしまいたくなるような優しいフォルムが特徴の陶器です。

 

目方千恵さんの作品は光をふわりと内包した温かい表情のガラス器を手がけています。息を吹き込んで形づくられたシンプルな造形、表面に丁寧に彫り込まれた彫り跡の流れ、削ることで生まれるやわらかな線が心地の良い作品です。
春を先取りしたような、魅力的な作品が寺町通りをより華やかにしてくれます。

 

寺町通りにはたくさんの京都らしいカフェやレストランがあります。お茶の専門店や古着ショップ、雑貨店やパン屋さんがあり、歩いているだけで楽しい気持ちになります。ショッピングの合間やお散歩がてら、「ギャラリーひたむき」で芸術作品に触れる時間を大切にしたいですね。